何度も握るペンの先が胸に刺さる夜がある

投函する「先」のない用紙に綴られる言の葉は

相変わらず技巧の無い、稚拙な直球の言葉の羅列

書いては呆れ、そして歪む視界の向こうに貴方が見える

其れは変わる事の無い「六文字の真実」



異なる時間の貴方へ

其れでも私は「地上(ここ)」に在ります。「自戒」を抱いて。

                  ++ verite ++


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